3577019i



衝撃のラストをお楽しみに















1: ◆ANRdHn0Tts 2013/10/31(木) 21:15:45.18 ID:LOfeaUajo
提督「…………」

白雪「特型駆逐艦を舐めないで下さいませ。きっと司令官を満足させてみせますよ」

提督「いや、舐めてないが……」


提督「白雪……お前、そう全面に出てくるタイプだったっけか?」

白雪「これは『戦争』ですから。うかうかしてると負けてしまいますものね」

提督「……終わらせるつもりもないがな」




白雪「……どうして司令官は、身をお固めにならないんですか?」

提督「そうだな、機会が来れば話すかな────」




前スレ

提督「安価で艦娘を愛でる」比叡「お姉様は譲りません!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382800083/




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383221744

16: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 15:57:55.22 ID:PWqAyT24o
>>12 ネ゙ノ゙ビダヨ゙ー(裏声)

前スレの埋めありがとうです



木曾が嫁入りに来るそうです


えっ



取りあえず、早いけど再開していきまっしょー

18: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 16:08:16.11 ID:PWqAyT24o
登場艦娘のおさらい!

・瑞鳳
祥鳳型航空母艦二番艦。
提督に格納庫をまさぐられたいと思っている乙女。
瑞鶴とは提督を巡って対立したこともあるが、今では立派な友人である。

・瑞鶴
翔鶴型航空母艦二番艦。
瑞鳳とは提督を巡って対立したこともあった。
しかし、様々な運命の悪戯もあって(主に一航戦のせい)、今では友人として提督を競っている。
翔鶴を姉にもつ。

・加賀
加賀型航空母艦一番艦。
五航戦に恨みがあるのかは知らんが瑞鶴をずっこけさせた。


・榛名
金剛型戦艦三番艦。
何を血迷ったか提督に夜這いをかけた。
その結果反省部屋に閉じ込められる羽目になったが、それを脱出。
最終的には翔鶴に諭され、正気に戻った。

・翔鶴
翔鶴型航空母艦一番艦。
正妻戦争には当初参加しないつもりでいたもの、瑞鶴の後押しもあって参戦を決意する。
その性格もあってか、提督からの信頼は厚い。

19: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 16:17:58.55 ID:PWqAyT24o
・長門
長門型戦艦一番艦。
提督に恩返しと称し、鉄砲鍋を振る舞った。
結果見事にあたり、提督に死の狭間をさ迷わせることとなる。
反省、というか絶望するが、提督の言葉で立ち直り、鳳翔に料理を教えてもらった。
今ではその鳳翔を凌ぐ料理上手になり、提督復活パーティーの際作った料理は赤城にも好評だった。

・陸奥
長門型戦艦二番艦。
提督と火遊びしたいと思っている。
料理の腕は長門とどっこいだった(今ではぶっちぎりで下)。
しかし乙女度はこちらの方が上だと思う。

・鳳翔
鳳翔型軽空母艦一番艦。
鎮守府内で【居酒屋 鳳翔】を経営している。
最古参の艦娘のうちの一隻であり、提督とは昔からの付き合い。
現状、正妻戦争からは一歩引いているが……

・赤城
赤城型空母艦一番艦。
大食らい。
フグごときではビクともしなさそうな胃袋を持っている(本人談)。

20: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 16:22:12.70 ID:PWqAyT24o
・隼鷹
飛鷹型航空母艦二番艦。
大酒呑み。
提督とはよく呑みに行く仲らしい。
鳳翔との会話の中で、自分が提督の事を異性として好きだと改めて確認。
恐らくこれからはただヒャッハーするだけではなさそう。

・飛鷹
飛鷹型航空母艦一番艦。
隼鷹の姉。
提督のことは信頼及び尊敬の対象。
少なからず好意も持っているが、彼女が戦争に参加するかどうかは安価次第。

・朝潮
朝潮型駆逐艦一番艦。
とても生真面目。
提督にワカメ酒を呑ませたいと思っている。

22: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 16:39:13.00 ID:PWqAyT24o
朝潮「司令官にわかめ酒を呑ませると喜ぶ、と聞いたのですが……」

提督「……誰にだ」

朝潮「えーっと、確か……そうでした、言ってはいけないと……」

提督「提督命令だ、言え」

朝潮「……え、えーと……何か失礼な事……」オロオロ

提督「失礼と言うか、なんと言うか……」

提督「……いいか朝潮、その単語は今限りで即刻忘れろ」

朝潮「…………は、はい……」

提督「いいな!?」

朝潮「はいっ!!」


提督「……さて、誰だそんなの教えたやつは」

朝潮「……青葉さんです」

提督「そうか……うん、ありがとう、戻っていいぞ」

朝潮「……あの、わかめ酒ってワカメのお酒では────」

提督「忘れろといったはずだ」

朝潮「は、はい! 失礼しました!!」


朝潮(────司令官は戻れと命令された)

朝潮(でも、私はもっと司令官と話していたい……)


朝潮(司令官、朝潮の我が儘をどうかお許しください……!)


朝潮「↓2」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 16:41:58.72 ID:RMHwl2iho
やっぱり私、ワ◯メ酒が気になります!

31: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 16:52:35.66 ID:PWqAyT24o
朝潮「……私、やっぱりわ◯め酒が気になります!」

提督「だから忘れろと……早く戻れ」

朝潮「教えてくださるまで、扉の前から離れません!」

提督「…………おい」

朝潮「ご無礼をお許しください! しかし、どうしても気になるのです!」

提督「…………だから……」ハァ



提督「……後悔しないか?」

朝潮「……はい!」


提督「……大声では話せん、近づけ」チョイチョイ

朝潮「……何でしょうか……」トテトテ


提督「─────────────だ」ゴニョゴニョ

朝潮「……………!!」/////


提督「……判ったろ、さっきの自分が何を言ってたのか……だから早く、忘れて戻れ」



朝潮「↓2」/////

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 16:54:07.21 ID:hhr6yT/Jo
ご、ごめんなさい…///

36: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 17:06:36.17 ID:PWqAyT24o
朝潮「ご、ごめんなさい……」////

提督「……」

朝潮「……では」バタン



提督「……青葉の奴…………」


提督「まさか他の奴にも吹き込んでたりしないだろうな……」


提督「……今日は鳳翔に匿って貰おうかな」ズーン

_________________

____________

_________

37: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 17:16:15.71 ID:PWqAyT24o
__________

_______

____

【執務室のすぐ傍】


木曾「……出撃報告をしに来たのだが……思わぬ話を聞いてしまった……」/////

木曾「し、指揮官もやはり男児ということか……」////


木曾「……わ◯め酒……か」ゴクッ



木曾「……いやいや、報告は大事な任務……余計なことは考えずに、きちんとやらなくては……」ゲフンゲフン……


木曾「…………」



木曾「↓3!」バタン

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 17:20:11.73 ID:pjf/c2S/o
芸者遊びなんざ必要ないね

42: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 17:47:00.39 ID:PWqAyT24o
木曾「芸者遊びなんざ必要ないね」バタン!

提督「木曾っ……聞いてたのか!?」

木曾「何だよおい、いつもみたいにどーんと構えてろ、そんなんでビクビクしてんじゃねぇ」

提督「……あ、ああ、すまない、お前のいう通りだ……」

木曾「……それよか、作戦終了の報告だ」

提督「……それは朝潮がさっき済ませたぞ」

木曾「はぁ? そんなわけねぇ。朝潮、なんざ艦隊にいなかったぞ?」

提督 「……騙ってたか、あいつ」

木曾「だろうな。まぁ、指揮官に会いたいが故の、可愛い嘘じゃねえか」

提督「……後で説教はかましておかなくてはな、あと」



提督「私にあんな趣味はないぞ。断じて」

木曾「…………」


提督「本当だ。本当だぞ?」


木曾「↓3」


45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 17:52:38.03 ID:G8GW4FZvo
そういうことにしておくよ

46: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 18:08:10.79 ID:PWqAyT24o
木曾「……そういうことにしておくよ」

提督「そういうことって何だおい」

木曾「……それじゃあな、指揮官……そういうのは、程々にな」

提督「おい! おい待て! 話し合おう……」



提督「…………」



提督「何か、呑むしか……」

提督「……そうだ、呑めないのか…………」


提督「…………」ズーン




こっからどうやって嫁入りまで繋げればいいんだろうか全く判らん

47: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 18:16:25.44 ID:PWqAyT24o
___________

_________

______

木曾「……指揮官もやはり人間だったこいうことだな」スタスタ

木曾「奴の名誉の為、言い触らすのは止めておくが」

木曾「……」スタスタ


木曾「……ああ、何だ……? さっきっから同じことばっか考えてないか、俺……」


木曾「……気にしてるのか? アレを……まさか」



木曾「……これじゃあ、戦闘にも身が入りそうにねぇな……」


木曾「……↓3、するか」

50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 18:20:12.95 ID:sfqc7iTdo
天龍と訓練

52: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 18:39:16.78 ID:PWqAyT24o
___________

________

_____


木曾「天龍の。特訓どうだ?」

天龍「……ん、あんたから誘ってくるたぁ珍しいな。勿論いいぜ」

木曾「……できれば、お前と二人がいいんだが……」

天龍「……そりゃまた、奇妙だな。どううてだ?」

木曾「いや、お前に相談……が、あるだけだ」

天龍「ますます奇妙だ。あんたが相談なんざ、明日辺り提督がいきなり変態になるのか?」

木曾「……………」

________

___________

_______________


木曾「おらぁっ!」ドーンドーン

天龍「……そこだ!」バチコーン

木曾「……くっ! 回頭! 回避だ……」

天龍「まだまだ!」ボコスカドーン

木曾「…………うぐぐぐ……!」



天龍「……撃ち方、止めだ」


天龍「……どうした、いつものお前らしくないな」

木曾「…………」

天龍「……そういや、相談があるんだってな……」

木曾「…………ああ」



木曾「↓3」

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 18:44:07.00 ID:/D3XUlEQo
ここだけの話提督はわ◯め酒が好きらしい

59: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 19:11:21.78 ID:oRPSohteo
木曾「ここだけの話、指揮官はわ◯め酒が好きらしい」

天龍「わ◯め酒ぇ? 提督が酒好きなのは周知の事実だろうが……」



木曾「…………」ヒソヒソヒソ

天龍「─────────!!!」


木曾「……俺としても、そうなんども言いたくないが……」

天龍「…………」チラッ



天龍「……俺には無理だな……」

木曾「俺がやっても溢れるだろう……」


天龍「…………」

木曾「…………」




木曾「帰るか」

天龍「ああ」

_____________

__________

________


天龍「……しかし、あの提督が……」

木曾「…………」

天龍「…………」



天龍「お、俺ちょっと提督と会ってくるわ……」

木曾「ちょ、待て……」

天龍「……もし俺が出来たのなら、提督はきっと俺に……」

木曾「……ええい、くそ!」


木曾「↓3!」

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 19:13:24.31 ID:j0TcBD8eo
ま、まずは龍田と相談してみてはどうだ?

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 19:17:22.32 ID:0KAtaisZo
>>60

63: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 19:29:23.92 ID:PWqAyT24o
木曾「ま、まずは龍田と相談してからはどうだ……?」

天龍「……お、そうだな……アイツならそういうのにも詳しそうだしな」

木曾「いや、それはどうかとも思うが……」


天龍「……それじゃ、有益な情報に感謝する、じゃあな」スッタタタ…


木曾「……何か嫌な予感すんだよなぁ……」




それから数日後、何者かにボコボコにされた提督が発見されました。

またもや病院送り

72: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 19:48:22.23 ID:PWqAyT24o
正直すまんかった

どうする?
まだ木曾やるか他の娘やるか

それとも何か見たいシチュとかあるのかな


↓3

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 19:54:05.44 ID:sfqc7iTdo
スク水五十鈴改二

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 19:54:13.74 ID:AB7srCe2o
艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!

83: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 20:05:01.34 ID:PWqAyT24o
______________

___________

_______

那珂「那珂ちゃんはみんなのアイドルだから、誰かと付き合うなんて言語道断!」

提督「……お前はそれをいいにわざわざ見舞いに来たのか?」ボロッ

那珂「違う違う、これを提督に言いに来たの!」

提督「……いや、アイドルならそれが普通だろう」

那珂「むー……」


那珂「……で、でも……那珂ちゃん、提督のためならアイドルやめても……」

提督「お前からアイドル引いたら何が残る」

那珂「ああっ!? 提督ひどい!!」

提督「静かにしてくれ、傷口に響く」

那珂「うー、扱いがぞんざいだよー……」

提督「……いや、静かにしてないと……」

妖精さん「オラァ!!」ガターン!

那珂「!?」ビクッ

提督「……言わんこっちゃない」




提督「……で、用は済んだか?」

那珂「全然!? 大事なこと伝えるの忘れてた!!」


那珂「↓3」

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 20:08:04.86 ID:bJze16zSo
名探偵那珂ちゃんが犯人探しをしてあげます

86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 20:08:19.37 ID:VWqVoNUKo
>>85

89: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 20:11:11.16 ID:PWqAyT24o
何か文章が混乱してた>>83

一応訂正かけとこ


______________

___________

_______

那珂「那珂ちゃんはみんなのアイドルだから、誰かと付き合うなんて言語道断!」

提督「……お前はそれを言いにわざわざ見舞いに来たのか?」ボロッ

那珂「一応確認の為ね! 提督が何か勘違いしてたらいけないし……」

提督「……いや、アイドルならそれが普通だろう」

那珂「むー……」


だから何かって話ですが

文章が崩壊してるのは今に始まった話でもなし

90: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 20:16:23.31 ID:PWqAyT24o
那珂「名探偵那珂ちゃんが犯人探しをしてあげます!」

提督「いや、もう犯人は知ってる」

那珂「えっ」

提督「そもそも龍田、見舞いに来てる。きちんと誤解も解いたし、謝罪も聞いた」

那珂「…………」

提督「そんでもって、俺も許した──と言うか、事の顛末を話した。きっと私といれ代わりで青葉が送られることだろう」

那珂「…………」

提督「……で、話はそれだけか?」

那珂「ううううう…………」

那珂「ま、まだ話が……」


妖精さん「面会時間は終わりだオラァ!!」バタン

__________

_______

____

那珂「うう……やっぱり那珂ちゃん、不遇だよ……」

那珂「でも、これを乗り越えてこそ明るい未来が待ってるはず!」



那珂「よーし、↓3しちゃうよー!」

93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 20:18:23.39 ID:C+ypQ8Edo
青葉の身代わりで解体

102: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 20:38:49.03 ID:gncKvcRQo
このスレがちょっとした集会場みたいになってるね
SSとは関係ないけど、少し嬉しい…かも




那珂「……」

那珂「あれ!?」

那珂「何で私!?」


那珂「……ちょ、アイドルは解体されない設定じゃ……」

那珂「…………」


那珂「……しょうがない、腹を括るしかないかぁ……」

那珂「青葉ちゃんにも悪いもんね……」



那珂「………さらば、鎮守府……」



那珂「さらば、提督!」





「那珂ちゃんのことは、永遠に忘れないでね!!」







提督「……いや、青葉はしばらく反省部屋に送り込むだけのつもりだったが……あいつ何勝手に……」





那珂【再起不能(リタイア)】

105: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 20:41:51.84 ID:gncKvcRQo
那珂ちゃんはみんなの心の中に生き続けるのです
那珂だけに



うん? 外が騒がしいな、見てこよう




次の視点

↓4

109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 20:45:30.12 ID:IzhT3oslo
>>74

116: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 21:12:56.00 ID:gncKvcRQo
__________

_______

____

五十鈴「提督? 来てあげたわよ!」バタン

提督「……五十鈴か……」ガタッ

五十鈴「…………え、ええ」


提督「……その姿は何だ」

五十鈴「……何かしら? べ、別に五十鈴が何来てようと関係ないじゃない!」

提督「……それもそうだな」

五十鈴(あっれー、何だか反応が薄い……?)

五十鈴(せっかく意を決してこれ(スク水)着てきたってのに……)////

五十鈴(……いいえ、全く興味がない、わけでもないはず!)


提督「……どんな格好しようと勝手だが……風邪はひくなよ」



五十鈴「↓3」

119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 21:15:48.31 ID:LkmVEnXmo
提督、マッサージしてさしあげますよ♪(おっ◯い押し付けながら

123: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 22:03:29.40 ID:PWqAyT24o
五十鈴「提督、五十鈴がマッサージしてあげるわ」////ムニュ

提督「…………」

五十鈴「こ、凝ってるところはない? 遠慮しないでいいのよ?」////

提督「……おい五十鈴」

五十鈴「ほら、どう? 気持ちいい?」ムギュムギュ

提督「五十鈴っ!!」

五十鈴「!」ビクッ


提督「……止めてくれ、お願いだから」

五十鈴「……そん」

提督「お願いだ、止めてくれ……頼む」

五十鈴「……どうして……」

提督「この通りだ。だから……」



五十鈴「↓3」

126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 22:05:49.41 ID:pjf/c2S/o
テーレッテードッキリ大成功

127: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 22:11:52.82 ID:PWqAyT24o
五十鈴「……テーレッテレー」

提督「…………」

五十鈴「ど、ドッキリ大成功ー」ニパー

提督「…………」

五十鈴「ドッキリだったのよ! これは!」

提督「…………」

五十鈴「だ、だから司令官……」

提督「…………」

五十鈴「……お、怒ってる……?」

提督「…………」

五十鈴「…………」ガクガク



提督「……はぁ、もう戻ってくれ……」

五十鈴「は、はい……」ブルブル


提督「…………」ハァ


─────────────────

──────────────

─────────

五十鈴「────それにしても」

五十鈴「やっぱり、あの怯えかたは異常よね」

五十鈴「五十鈴が嫌われてるだけなのかしら……」


五十鈴「それとも…………」

____________

_________

______

129: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 22:13:35.75 ID:PWqAyT24o
きっと提督の心を開かせたら長編終わるんだろうなぁ

ぶっちゃけ鳳翔さんが全部知ってる雰囲気だからそれで全部片が付きそうなんだよなぁ



まあいいや

次視点

↓3(五十鈴連チャンでも可)

132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/01(金) 22:15:43.96 ID:dQkPgR6C0
扶桑姉様

134: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 22:42:47.41 ID:PWqAyT24o
________
_____
___

山城「……扶桑お姉様」

扶桑「なあに? 山城」

山城「……本当に、やるのですか? それ……」

扶桑「ええ。こうでもしないと……勝ち目はないわ」

山城「……私は、扶桑お姉様の恋路を真剣に応援したい、とは言いましたが……」

山城「お姉様にそこまでさせなくては手が届かないのであれば、諦めてくださいと言わざるを得ません……」

扶桑「駄目よ山城。恋は戦争、下手な躊躇は命取りよ……」



山城「……とは言うものの、やはり↓3するのはやりすぎでは……」

137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 22:49:42.94 ID:gPjGeBzqo
夜這い

142: 亀ですまんな ◆ANRdHn0Tts 2013/11/01(金) 22:59:22.51 ID:PWqAyT24o
扶桑「既成事実を作らなくては……」

山城「何がお姉様をそこまで駆り立てるのでしょう……」

扶桑「……不幸な私でも、提督と結ばれたい」

扶桑「他の娘に敵わないと心のどこかで分かっていながら、認めたくない」


扶桑「ただの悪足掻きよ。付き合わせてごめんね、山城」

山城「……何を仰いますお姉様……」

山城「お姉様は結ばれますよ。絶対」

扶桑「……ありがとう、山城……じゃあ、行ってくるわね」




提督「ほーぅ、どこへだ」

扶桑「」

山城「」



提督「話は全て聞かせてもらったぞ……何か弁論はないかな?」



扶桑「↓4」

146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/01(金) 23:09:06.47 ID:pmtTypwno
……お覚悟!

154: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 07:16:14.25 ID:JI8KFxnTo
寝落ちが多くて本当に申し訳無い
無理そうな時はきちんと終了宣言するよう心掛けてるんですが、本当に駄目な時は駄目だ

これからも精進いたします故、どうかどうかよろしくお願いするのです

具体的には寝落ちをしない、とか

157: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 11:22:19.47 ID:JI8KFxnTo
(あ^~
19ちゃんかわいいんじゃ^~

俺の魚雷もイっちゃうんじゃ^~)

162: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 13:54:17.59 ID:JI8KFxnTo
イベントはやっぱり疲れるネー……


キス島から未だに撤退できていない>>1はルンバだかダイソンだか知らんがそんなところ行ける気がしない


那珂ちゃんの復活を望んでいるのなら安価をとればいい……と思うよ

164: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 14:03:49.76 ID:JI8KFxnTo
扶桑「……お覚悟!」ガバッ

提督「っっ……!!」



山城「お姉様……」

扶桑「…山城……」

山城「扶桑お姉様……ご武運を!」タッタッタッ



扶桑「……ごめんね、ありがとう、山城……」

提督「開き直ったか、扶桑……」

扶桑「…………」

提督「そこまでして反省部屋に入りたいか?」ドドドド

扶桑「ひ、ひっ!」ビクッ


扶桑(だ、駄目! ここで退いたら、千載一遇のチャンスが……!)



扶桑(……でも、これで……既成事実をつくって、提督と結ばれて……私はそれでいいのかしら……)

扶桑(……提督…………山城……)



提督「……扶桑、私から離れてくれ」

扶桑「…………」

提督「提督の命令だ。逆らってくれるなよ……」


扶桑「↓2」

166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 14:14:35.55 ID:RiJmx5NRo
提督は私が不幸のままでもいいんですか!

167: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 14:29:23.57 ID:JI8KFxnTo
扶桑「提督は私が不幸のままでもいいんですか!!」

提督「…………」

扶桑「もう私は、私は……こうするしか……!」

提督「…………」



提督「……扶桑」

扶桑「……何ですか!」

提督「すまない」

扶桑「…………えっ」


提督「……私はお前の幸せより、自分の事を優先する人間だ」

扶桑「…………!!」

提督「私だってお前を幸せにしてやりたい。が、お前と結ばれる訳にもいかんのだ」

扶桑「……提督、は……どうして」

提督「どうして、か……」



提督「…………とにかく、退け」

扶桑「嫌です!」

提督「退くんだ」

扶桑「絶対に、退かない……!」


提督「……よくもまぁ、こんなゲス相手に執着出来るものだな」

扶桑「…………」

提督「……私はお前らを思って拒絶している、どうか判ってくれ」

扶桑「……どうして……」

提督「またどうしてか。答えられんな」

扶桑「……提督」

提督「…………スキあり」グイッ

扶桑「……えっ、えっ……ああっ!」バターン



提督「……こんな力業、本当はしたくなかったが……」

扶桑「…………ううっ…」

提督「……悪いな扶桑」バッ…


扶桑「あっ……待って! いかないで!」

提督「」スタスタ…



扶桑「↓2!」

169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 14:32:11.61 ID:1gzoEH2Po
ガチ泣き

170: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 14:47:40.75 ID:JI8KFxnTo
扶桑「………て、提督……」グスッ

扶桑「ううううっ……ううっ」ヘナヘナ

扶桑「うああああっ……ああっ……!」


扶桑「ああああああ……!!」


提督「…………」

提督「…………」



山城「扶桑お姉様!? どうなされたのですか!?」ダダダダ

扶桑「やま、しろぉ……!」ギュッ

山城「ふふふ扶桑お姉様!? ……泣いて、おられるのですか」


山城「……提督」

提督「…………」


山城「……お姉様を泣かせたのは、貴方ですね?」

提督「……そうだな」

山城「……何があったのでしょう。納得のいく説明をお願いします」

提督「……扶桑を、拒絶した」

山城「…………そうですか」

提督「…………」




山城「↓2」

172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 14:52:33.98 ID:O71JM7nv0
この恨み晴らさでおくべきか

176: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 15:13:42.04 ID:JI8KFxnTo
山城「……恐らく、今回の件はお姉様が悪いのでしょうが……」

山城「後でちゃんと謝ってくださいね。提督も断り方が酷いですよ」

提督「……自覚していたさ。だが、あの位やらないと話を聞いてもらえそうに無かったからな」

山城「…………」


山城「お姉様は、貴方のことが大好きです」

提督「知ってる」

山城「……提督は、お姉様のことは────」

提督「大事に思っている、好きか嫌いかなら、好きの部類に入るだろうな」

山城「……なら、受け入れて────」

提督「それがそうも言ってられん」

山城「何でですか! 確かに今回は方法が悪かったのでしょうが、きちんと話し合えば────」

提督「……考えを改める気も無い。扶桑には悪いがな」

山城「─────見損ないましたよ」

提督「存分に見損なえ」

山城「……何が提督をそうさせたのでしょう」

提督「……さあて、な」


山城「……行きましょう、お姉様……」

扶桑「で、でも……」チラッ

山城「行くんです、さぁ」ズイズイ

扶桑「あっ、あっ…………」


提督「……扶桑、すまなかった」

提督「……山城もな」

山城「…………」


提督「……本当に、すまない」

提督「…………畜生」ドン!

_____________

__________

______

扶桑「ねぇ、山城……」

山城「はい、お姉様」

扶桑「……あの人、提督────」

扶桑「ずっと、声が震えてたわ」

山城「…………」

扶桑「あの人、本当は─────」

山城「……ええ」

扶桑「何があの人をああさせたのでしょう……」
_____________

__________

_______

179: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 15:16:57.36 ID:JI8KFxnTo
___________

_________

_____

那珂「……ぷはぁっ! 那珂ちゃん、ふっかーつ!」

提督「…………」

那珂「いやー、提督が直々に那珂ちゃんを助けるなんて、やっと見直した?」

提督「……お前がいないと、鎮守府が静かで敵わん」

那珂「……えへっへ、そういうことにしといてあげるー!」


提督「……まあ、いろいろ言ってすまなかったな……ここにはお前が必要だ。二度と解体、だなんて思うなよ」

那珂「勿論! 那珂ちゃん、これからもっともっと活躍しちゃうから!」

提督「……いい返事だ」

_____________

__________

______

180: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 15:18:35.59 ID:JI8KFxnTo
正直提督さんの過去は明かされたらきっと拍子抜けしちゃうと思うのね


ヒントらしき物を言うとすると、この長編さいわゆる【過去編】の位置付けなのね



次の視点いくよ

↓3

183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 15:20:23.59 ID:kR40XtAHo
龍田さん

187: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 15:33:25.67 ID:JI8KFxnTo
____________

_________

______

龍田「~~♪」スタスタ

提督「なんだ、ずいぶんご機嫌だな」

龍田「あっ、提督~。もう退院したんですか~?」

提督「ああ。流石に何回もパーティーやられたらこっちも困るから、連絡は寄越さなかったが」

龍田「本当にごめんね~? よく話を聞いていれば……」

提督「構うな。悪いのは三流のパパラッチだ」

龍田「あ~、そういえばその例の娘、私が『お仕置き』してから見てませんね~?」

提督「しばらく反省部屋に閉じ込めることにした」

龍田「……それだと温すぎません~?」

提督「……お前がやり過ぎなくらい痛め付けたからな」

龍田「~~☆」ニコッ



龍田「あ~、そうそう提督?」


龍田「↓2」

189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 15:39:48.27 ID:kR40XtAHo
あの一件以来おかしくなってない?

192: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 16:01:43.67 ID:JI8KFxnTo
龍田「やっぱり、あの一件以来、何かおかしくなってない~?」

提督「あの一件……ああ……そう見えるか?」

龍田「ええ、何と言うか……雰囲気が」

提督「……流石にあれを聞いて平常心でいられる程感情が無いわけではないんでな」

龍田「……それだけかしら~?」

提督「これ以上は言えんな。特にお前が相手だとすぐにボロが出そうで怖い」

龍田「うふふ、誉め言葉と受け取っておくわ~♪」

提督「……」




提督「私としては変わったようなつもりもない。あの一件は凄まじかったが、それだけだよ」

龍田「…………」

提督「お前が私がおかしいと思うようになったのなら、きっとそれは…」


提督「……もう私が提督でいるのも潮時、ということなのかもしれんな」

龍田「……話が飛躍してません~?」

提督「いや、きちんと段階も順序も踏んでいる。その上での話だ」

龍田「……だとしても、どうして提督を辞める、などと……」

提督「……そうだな、私が本当に辞める、という事になったら話そうかな」


龍田「…………」





龍田「↓3」

195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 16:07:24.52 ID:2OqwxOUNo
暴動が起こるかもしれないわね~

197: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 16:23:34.47 ID:JI8KFxnTo
龍田「暴動が起きちゃうかもしれないわね~?」

提督「情景が脳裏に浮かぶな」

龍田「というか起こすわ~」

提督「お前が火種になるってことも予測できる」


龍田「……それでも、いいの~?」

提督「良くないが……仕方あるまい」

龍田「仕方ないって……何が仕方ないの」

提督「……こちらにも色々とあるのだよ、色々と……」

龍田「逸らさないで頂戴?」

提督「……これだからお前は怖いんだ」

龍田「うふふ~♪」


提督「……いや、怖いのはお前だけじゃあ無いな。私はお前ら全員怖いよ」

龍田「……提督ってば、『嫌い』じゃなくて『怖い』なのね~?」

提督「言っておくが対女性恐怖症、とかではないぞ。勘違いはしないでもらいたい」

龍田「まぁ……だったら、こんな仕事には就かないわよね~?」

提督「……『怖い』もやや語弊があるのかな」

提督「本当に怖いのは、自分なのかもしれない」

龍田「あらぁ~」ニヤニヤ

提督「……お前が思ってるような陳腐な妄想の話、じゃあないぞ」

龍田「判ってますよ~?」

提督「……話し過ぎたな。もう言うようなことは無いぞ」

龍田「……今は黙ってても、どうせ近い将来、全部解明すると思いますけどね~?」

提督「……そうだな」フッ



提督「……その時は、私は……」

提督「……受け入れるのかなぁ。お前らを」ハァ


提督「……ではな、龍田。天龍にも宜しく伝えておいてくれ」



龍田「↓3」

198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 16:25:12.51 ID:WGLTiv6I0
はい~ 天龍ちゃんに提督はメイド服が好きと伝えておきますね~^^

200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 16:27:00.88 ID:XCth90rS0
>>198

202: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 16:34:21.53 ID:JI8KFxnTo
龍田「はい~! 天龍ちゃんに、『提督はメイド服が好き』って伝えておきますね~♪」

提督「……龍田」

龍田「それでは、また~♪」スッタタタ…

提督「…………」



提督「……やっぱりあいつが一番怖い」

____________

_________

_____




次視点の娘
見たいシチュも併記してると、拾われるかもしれないのね、きっと

↓3

205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 16:37:40.26 ID:uTMKdOa2P
ヒャッハー デート

207: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 16:48:16.16 ID:JI8KFxnTo
____________

__________

_________

隼鷹「よ、よーっす、提督ー!」バタン

提督「……隼鷹か」

隼鷹「あ、あのさ……出掛けない?」

提督「うん、いいな。やっと酒も解禁された事だ。それでは────」

隼鷹「あ、あー……酒呑みに、じゃなくて……」

提督「……うん?」

___________

_______

____

飛鷹『きっと、提督はあなたが恋心を抱いてるってことすら気づいてないはず』

飛鷹『関係がいい呑み仲間のままでいるうちは、論外よ論外!』

飛鷹『とにかく、みんなと同じ土俵に立たなきゃ!』

飛鷹『そうね、デートか何かに誘って、その勢いで告白しちゃいなさい!』

飛鷹『くれぐれも呑まないようにね!』

___________

________

_____

隼鷹(うー、ミスったぁ……! 誘いの口上全然考えてなかったぁ……!!)


提督「……酒以外なら、何がある。お前と私でだろ……?」


隼鷹(ええい、ままよ!)



隼鷹「↓3!」

208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 16:49:08.87 ID:WGLTiv6I0
みんなが見てないところで2人っきりで飲みたいの!

210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 16:53:00.51 ID:LFXssfqQ0
>>208

211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 17:00:33.25 ID:Fz+d8aEM0
結局お酒かよ!

212: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 17:09:30.26 ID:JI8KFxnTo
隼鷹「みんなが見てないところで二人っきりで呑みたいの!」

提督「……はぁん」

隼鷹(……あ、飛鷹に呑むな、って言われてたけど、ついノリで……ま、いっかぁ)

提督「……じゃあ、鳳翔のところじゃあなく、外に行くか」

隼鷹「えっ、今から!?」

提督「昼間から酒を呑んで何が悪い」

隼鷹「……それもそっかー」

____________

__________

______

【どこかの通り】

提督「……ここら辺はあまり良く知らない。もし店が無かったら……」

隼鷹「いやー、探せばあるっしょー」

提督「そうだな。それに無かったら無かったで、私の部屋で酒を買って呑めばいい」

隼鷹(……あれ? そっちの方が魅力的じゃね?)

隼鷹(いやいや……本来の目的はデートだってば……)



提督「……まぁ、時間はたくさんある。のんびり行こうか」



隼鷹(……そうだった、デートならデートらしいことしなきゃ……)

隼鷹「……あたし、あの店気になんなぁー!」ユビサシ

提督「……どの店だ?」

隼鷹「ほ、ほらあそこあそこ!『↓3』って看板のお店だよ!」

213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 17:10:54.37 ID:WGLTiv6I0
バー如月 その下にまだまだ未熟ですが頑張りますって書いてある

215: 873 2013/11/02(土) 17:16:28.38 ID:1KbHWk5O0
>>213

216: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 17:44:52.32 ID:JI8KFxnTo
提督「…………」

隼鷹「あ、あれ……?」

提督「お前本当にあの店が気になるのか……?」

隼鷹(しまった……! 焦って、良く見ずに適当に言っちまったぁ……!)

隼鷹「いや、あれは……あの」

提督「……おい隼鷹」

隼鷹「は、はいっ!!」

提督「色々と突っ込みたいところがあるが……まぁいい」

提督「…………このまま帰るか? 勿論、酒は無しで」


隼鷹(うわぁ……怒ってる……)

提督「…………」


隼鷹「う、う……」


隼鷹「↓3」

218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 17:46:57.26 ID:WGLTiv6I0
ほ、本当は、提督と2人で、デートに行きたかったんです と白状

219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 17:52:42.93 ID:00qphcFeO
>>218

220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 18:06:55.16 ID:uTMKdOa2P
ヒャッハーさんには幸せになってもらいたい

222: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 18:11:38.51 ID:JI8KFxnTo
隼鷹「ほ、本当は……提督と二人でデートしたかったんだよ……!」

提督「…………」

隼鷹「だからさ、あのさ、ご、ごめんな」

提督「……そうならそうと早く言えば良いものを」

隼鷹「…………」

提督「まぁ……二人きりで酒を、と聞いた時から既に予測できていた……がな」

隼鷹「あ、そ、そうなの……」


提督「……そうか、お前も私のことを……」

隼鷹「!!」

提督「……なーんでお前ら、俺なんかに惚れるんだろうな……」ボソッ…

隼鷹「……俺?」

提督「おっと……失言だ」

提督「そうだな……デートはまた誘ってくれ。私はやることができた」

隼鷹「え?」


提督「許可なくバーを開いたりしてる奴がいるのでな……」ゴゴゴゴ

隼鷹「ああ……」


提督「……だから悪いな。その代わり、事が終わったら呼びに来る。私の部屋で、呑み明かそう」


隼鷹「↓3」

223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 18:14:44.40 ID:McIt6P5Do
風情がないわね
でも悪くない

225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 18:16:36.29 ID:er/g/oeMo
>>223

227: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 18:28:35.10 ID:JI8KFxnTo
隼鷹「風情がねぇなぁ……」

隼鷹「……でも、悪くないかもな」ニヤッ

提督「……そうか」


隼鷹「……そんじゃ、待ってるぜ……早く戻って来てな」

提督「大丈夫だ。そう時間かかからんだろう」

隼鷹「……酒、忘れんなよ」

提督「大丈夫だ」



隼鷹「……じゃあな」

提督「ああ」

____________

_________

______

隼鷹「~~♪」ルンルン

隼鷹「~~♪……~……あれっ」


隼鷹「……そういや、あたしが提督に惚れてるって……バレちゃったじゃん!!」

隼鷹「うああああー! 恥っずー!!」////


隼鷹「……いや、当初の予定は果たせた……んだろうが」


隼鷹「それでも恥ずいもんは恥ずいわー!!」ダダダダ////


____________

_________

______

ちなみに如月は反省部屋送りになった

青葉は『仲間ができた』と嬉しそうだ

228: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 18:32:50.93 ID:JI8KFxnTo


・隼鷹さんと提督さんの宴会
・他の艦娘行くよ
・隼鷹ちゃんと他の娘の触れあい

↓3

231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 18:35:32.50 ID:2OqwxOUNo
時雨

232: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 18:47:42.43 ID:JI8KFxnTo
__________

_______

_____

時雨「」ポー…

時雨「……一雨、来るかな……?」

時雨「」ポー…



提督「……今帰った」

時雨「お帰り提督。今帰れてよかったね」

提督「……?」

時雨「もう少し遅れてたら、濡れるところだったよ」

提督「おっと……そうだったか。何で判るんだ?」

時雨「そんな気がしたからさ。適当だよ、本当に来るかどうかなんて知らない」

提督「……そうか」

時雨「早く手に持ってるお酒、置いてきたらどうだい?」

提督「そうだな……よっ、と……」

時雨「……そんなに沢山、一人で呑むのかい?」

提督「いや、隼鷹と呑むのさ……」

時雨「………ふーん」


時雨「↓3」

235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 18:50:38.25 ID:VNRbZMKpo
怒られないように程々にね

236: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 19:00:44.24 ID:JI8KFxnTo
時雨「怒られないように、程々にね」

提督「怒られるって……誰にだ?」

時雨「……少なくとも、僕は怒らないから」

提督「悪酔いはしない……と思うぞ、多分な」

時雨「…………」



提督「……」スタスタ

時雨「……」トテトテ


提督「おい時雨……何でついてきてる」

時雨「着いてきちゃ駄目なのかい?」

提督「駄目という訳では無いが」

時雨「折角会えたのだしね。少し会話をしてそれで終わり、じゃあなんとも締まらないじゃないか」

提督「……」

時雨「……あ、お酒を置きに行くんだろう? 何で提督の部屋に向かってるんだい?」

提督「……これ専用の冷蔵庫がな、私の部屋にあるんだよ」

時雨「……提督は本当にお酒が好きだね」

提督「こればっかりは止められないな」

時雨「……僕も部屋に入っていいのかい?」

提督「別に構わんよ。見られて困るような物などたぶん無い」

時雨「……そうかい」

─────────────────

────────────

──────

【提督の私室】

提督「……よっと」ガチャガチャ


時雨(ここが提督の部屋……)



時雨(…………)スーハー


提督「……こんなものか。おい、時雨?」クルッ


時雨「↓3」

238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 19:09:16.69 ID:atBhnQTVo
雨、降ってきたね

239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/02(土) 19:12:41.19 ID:4G4+2Lf30

241: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 19:22:15.53 ID:JI8KFxnTo
時雨「雨……降ってきたね」

提督「……あ、そうだな」

ザーザー……

時雨「本当に適当に言っただけなんだけど……」

提督「アレだな、運がいいな」

時雨「……佐世保の時雨の名は、伊達じゃない…なんて、このくらいじゃ別に嬉しくもないかな」

提督「……そうか」


時雨「さて提督、賭けは僕の勝ちだね」

提督「……賭けなんてした覚えは……」

時雨「雨は降った。僕の勝ちだよ」

提督「…………」ハァ

時雨「もう一度、今度はたっぷり言うかい?」

提督「ああ判った判った。なんだ? 私に何を求めるんだ?」



時雨「↓3」

243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 19:25:33.58 ID:3MzhR1QJo
なんで好意から逃げるんだい?
話聞かせて、ちゃんと聞くから

244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 19:26:02.70 ID:blhHRXaho

250: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 19:34:29.94 ID:JI8KFxnTo
時雨「……何で好意から逃げるんだい?」

提督「…………」

時雨「きちんと聞かせておくれよ……話、ちゃんと聞くから」

提督「……すまないが、それは……」

時雨「こっちも退けないよ。理由が知りたいんだ」

時雨「……訳もわからず拒絶されるのは、辛いんだよ」

提督「…………」


提督「……時雨」

時雨「…………」


提督「……どうしても、知りたいか」

時雨「どうしても知りたい」

提督「……私から話すのは……提督としての沽券に関わる…」

時雨「沽券……? どうして、そんなのが……」

提督「……全ては鳳翔が知っている。あいつから話を聞いてくれ……」



時雨「…………」



1:僕は提督の口から聞きたいんだ
2:判ったよ……

↓3


253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 19:37:09.53 ID:McU86sn1o

254: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 19:40:55.51 ID:JI8KFxnTo
時雨「僕は提督の口から聞きたいんだ」

提督「……そうか」

提督「……そうか……」ハァ-…


提督「……致し方無いな。どうせこのまま続けてもボロが出てたに違いない」

時雨「…………」


提督「話そう、全てを」

時雨「……」ゴクリ

_____________

___________

________

260: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 19:59:34.48 ID:VgPfiRF9o
提督「……私が────俺がこの鎮守府に着任した日を、お前は知っているか?」

時雨「……えっ、それは……えーと」

提督「知らないだろうな。何せ初期の頃の書類は破棄してあるのだから」

提督「俺がここに来た日は、▲△年の○月×日だ」

時雨「…………えっ。僕が作られた日は……」

提督「そう。それから半年以上後の事だ」

時雨「……どうして……」

提督「あの頃は資材が圧倒的に足りなくてな……建造は勿論、補給も成り立たなかった」

時雨「…………」


提督「……そんな鎮守府には、辛うじて三隻の艦があったんだ」

時雨「……三隻?」


提督「……鳳翔と、雷」

提督「そして……吹雪だ」

時雨「…………」



提督「……俺たち四人……一人と三隻は、そんな状況でも何だかんだでやってきたんだ」

時雨「…………」


提督「まだ新米だった頃の俺を、みんなはよく支えてくれたよ」

時雨「……待っておくれよ、その三隻……」


提督「ああ。今現存している艦は鳳翔だけだ」


時雨「………」


提督「一隻は沈み、もう一隻は……解体された」

提督「……いや、俺が解体したんだ。俺の手でな」

264: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 20:12:34.05 ID:VgPfiRF9o
時雨「……提督が解体した……?」



提督「……あの頃の俺は何事にも一生懸命だった」

提督「……そんな俺は、いつしか、あいつ……吹雪に、恋慕を抱いていたのさ」

時雨「…………」

提督「……あいつも、一生懸命だったからな」



提督「……俺は鳳翔と雷に、正式に付き合う、といった旨の報告をした」

提督「二人とも……祝福していた」

提督「俺は受かれてたんだろうな。だから気持ちに気付いてやれなかった」


時雨「…………」


提督「……俺たちがどれだけ頑張っても、懐具合は一向に良くならなかった」

提督「遠征をしようにも艦隊がいない、しかし戦艦も作れず……ドロップも来ず、不遇な日々は続いてた」


提案「……そして、それは起こった」

266: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 20:29:33.83 ID:VgPfiRF9o
提督「ある日の海戦後、雷がとある艦娘のデータを手に入れた」

提督「……それはもう、待ちに望んだ新しい船艦だ。俺は喜んだ」

提督「『必ず持って帰ってこい』……と、そう命令した」


提督「吹雪も雷も、鳳翔でさえ、その時はきっと────慢心してたんだろうな」

時雨「────襲われたんだね」

提督「そうだ……帰路で、奇襲をかけられた」


提督「……その時の旗艦は、鳳翔だったな…………」

時雨「……と言うことは、それで雷さんが……」

提督「……沈んだ。吹雪を庇ってだ」



提督「……俺がもし集中していたら……雷が……吹雪が旗艦だったなら」

提督「……なんて、今でも思うんだ」

時雨「…………」



提督「……吹雪を庇って多数の砲弾を受けても、あいつはデータだけは手離さなかった」

提督「……最後を看取りに来た吹雪に、データを渡して、あいつは何かを伝えた……らしい」

時雨「らしい?」

提督「何を言ったのかは俺にも判らん。鳳翔も聞いていなかったそうだ……」

時雨「…………」

提督「……あの時、吹雪も勿論疲弊していたが……雷はさらに酷かった……中破状態、大破寸前だ」

提督「……あいつは、俺が吹雪を喪ったら悲しむ、なんて思ったんだろうな……?」



提督「……だからって自分が沈んで…………」


提督「……失意の中、第一艦隊は帰投した」



提督「……それだけじゃあ、終わらなかった」

267: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 20:40:21.98 ID:VgPfiRF9o
時雨「……まだ続くのか。うんざりするよ」

提督「……俺もだ」



提督「……帰ってきた吹雪は、何かおかしかった」

時雨「……おかしい、か」

提督「誰もいない所に話し掛けたり、突然叫んだり……」


時雨「…………」


提督「……雷と吹雪はとても仲が良かった……が、それだけでアイツがああも変わったとは、俺は思えない」

時雨「……雷さんの最後の言葉が契機か」

提督「……あいつは責任感が強い奴だった。俺に似て」


提督「……ある日、奴は鳳翔に向けて砲口を向けたんだ」

時雨「…………」

提督「今にも撃ってきそうな、そんな目をしていた」


提督「あわてて俺は吹雪を縛り、兵器を取り上げた」



提督「そして、妖精さん────今の彼女だ、が大分苦心してくれたらしい」

提督「が、吹雪が正気に戻ることは無かった」


時雨「…………」


提督「……このままでは使い物にならない、というのが上の意見だった」

提督「…………そして、正式に解体の命令が出された」


時雨「…………それで」


提督「……した」

時雨「…………」



提督「…………雷の持ってきたデータから復元された艦娘は、未だ見たことのない新しい種類だったらしい」

提督「その功績だかなんだか知らんが、資金が潤沢に出されることになった」



提督「…………」

時雨「…………」

提督「……これは、御祓だ」

提督「……俺は誰かと結ばれることで、誰かを失いたくない」

提督「……そして、誰かと結ばれることで吹雪を失いたくもないんだ」


268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 20:44:45.85 ID:atBhnQTVo
割と重い話でビックリしたでござるの巻

269: 突っ込み所は満載だろうが許して ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 20:45:00.71 ID:VgPfiRF9o
提督「……これが全てだ」

時雨「…………」

提督「……もう、いいか?」

時雨「……そのぶっきらぼうな口調は、演技なのかい?」

提督「演技だったさ。これは自分への戒めでもあった」

提督「『二度と慢心しないよう』にな」

時雨「……僕らを拒絶していたのは」

提督「……俺の理性の問題だ」

時雨「…………それが、沽券に関わる、って奴かい?」

提督「いや、こんな話をしている時点でプライドも何もないな」

時雨「…………」


提督「……けじめをつけられないのが、俺の弱いところだな」

提督「…………」


時雨「…………」


時雨「↓3」

272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 20:48:03.96 ID:mJPUvc6Co
ビンタ

285: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 20:58:13.35 ID:VgPfiRF9o
提督が! 泣くまで!

ビンタするのをやめないっ!!

288: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 21:06:08.46 ID:VgPfiRF9o
時雨「…………!」ビターン!

提督「……!」

時雨「……提督は、僕が思っていたより、ずっと弱かったんだね」

提督「……ああ、弱いさ。ずっと弱い」

時雨「……今の提督は、触れれば崩れそうなほどに脆い」

提督「…………」

時雨「……そんなの、僕の知ってる提督じゃない!」ビタン!

提督「…………」

時雨「…………提督」バシン! バシン!


提督「……お前の知ってる提督は、本当の俺じゃない」

提督「……本当の俺が何かは、とうに忘れたがな……」


提督「軽蔑しろ。同情するな。俺を笑って見下せばいいさ」


時雨「……↓3」

291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 21:07:51.16 ID:K4XvIPi7o
提督には失望したよ。
……今の提督の姿が、彼女たちの望んでいた提督の姿なのかい?

296: 説教クソ難しいわぁ ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 21:31:36.77 ID:VgPfiRF9o
時雨「……提督には失望したよ」

時雨「今の提督の姿が、彼女たちの望んでいた提督の姿だったのかい?」

提督「…………」

提督「……違うだろうな……だが」

提督「俺にはもう、あの頃の俺には戻ることは出来ないんだよ」

提督「…………」



鳳翔「……提督」ガチャッ

提督「……ほう、しょう」

鳳翔「……いつまで呪縛に掛けられているのですか」

鳳翔「貴方には罪はありません。全ては────」

提督「悪いのは俺だ」

鳳翔「……もう、自分を許してはどうなのですか?」

提督「……許せないな」

提督「俺は自分が許せない」


提督「何度も死のうと思ったさ……だけどな、それこそ奴等が悲しむ」

鳳翔「…なら、逃げているだけの今の貴方の姿を見て、彼女たちは悲しまないとでも?」

提督「…………」


鳳翔「逃げです……貴方は、過去に閉じ籠って逃げているだけ」

鳳翔「提督としては成長したのかもしれませんが、人間としては変わっていません……」


鳳翔「『自分が弱い』と自覚しているのなら、どうして強くなろうと思わないのですか」


提督「…………」

鳳翔「変化を拒む事は、生きることを放棄することと同じです」


鳳翔「『変わらないと思う気持ちは、自殺』ですよ」



鳳翔「…………貴方がやっていることは、それこそ彼女たちが最も悲しむ事と同じですよ」

提督「…………」


鳳翔「目を醒ましなさい。今の貴方は今までの貴方でしかありませんが」


鳳翔「これからの貴方は、今までの貴方とは必ず違うはずです」

299: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 21:42:30.73 ID:VgPfiRF9o
鳳翔「大丈夫です。私たちは死にません」

鳳翔「……貴方の、為にも」


提督「…………」



鳳翔「……私にここまで言わせるなんて……判ってますよね?」

提督「……お前にあそこまで言われたのは、初めてだな」

鳳翔「私もです。こういうのは、慣れてないんですよね」



提督「………………」


提督「……許してくれとは言わない。ただ、見守ってくれればそれでいい──────」

提督「……俺はお前らの提督だ。これからも」


提督「……時雨、鳳翔」

時雨「……やっと、雨が止んだようだね」

鳳翔「……することは後、一つだけですよ……」


提督「……自分に正直になることか?」

鳳翔「吹雪さんは貴方の心の中で生き続けることはできます」

鳳翔「……でも、貴方の傍で寄り添うことはできませんからね」



提督「……決まってるんだ、はじめから」

提督「誰が好きか、なんて……」

鳳翔「…………」


提督「……さよならだ、吹雪」ボソッ



提督「俺が本当に好きなのは──────」



・瑞鳳
・榛名
・翔鶴
・長門
・陸奥
・朝潮
・木曾
・五十鈴
・那珂
・扶桑
・山城
・隼鷹
・龍田
・時雨
・鳳翔


↓6

305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 21:44:58.70 ID:atBhnQTVo
翔鶴

312: ◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 22:02:23.92 ID:VgPfiRF9o
提督「────翔鶴」

鳳翔「……そうですか。それでは早く行ってあげてはどうですか?」

提督「…………」

鳳翔「……少しでも早く、報せてあげましょう。きっと、喜びますよ」

提督「……だな」タタタ…



鳳翔「…………」

時雨「…………」



鳳翔「フラれちゃいましたね」

時雨「……うん」

鳳翔「まぁ……翔鶴さんなら、仕方ないかな」

時雨「……やっぱり、悔しいなぁ」


鳳翔「……さて、私は少し酔ってきますかね」スクッ

時雨「あ、僕も……」

鳳翔「駄目ですよ。子供にお酒は」

時雨「…………」

鳳翔「……と、言いたいところですが、一杯だけなら黙認します」

時雨「……珍しいね」

鳳翔「相手がほしい気分なんです。あとで隼鷹さんも誘いましょう」

時雨「…………うん」

鳳翔「くれぐれも、一杯だけですから」

時雨「わかってるってば……」
____________

_________

_____

提督「……翔鶴!」ハァハァ…

翔鶴「……提督。そんな急いでどうなされました?」

提督「……お前に言いたいことがある」

翔鶴「……言いたいこと?」



提督「────────、───────」

翔鶴「──────!」

提督「──────────」

翔鶴「───────」////

提督「──、──────?」





「─────はい、喜んで」



【END】



まさかの翔鶴姉大勝利でした



艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(1) (ファミ通クリアコミックス)艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(1) (ファミ通クリアコミックス)
桃井涼太,(提供)DMM.com,(開発・運営)角川ゲームス

エンターブレイン 2013-12-14

Amazonで詳しく見る by AZlink