やっぱりあの大破グラフィックは・・・
「航空母艦天城」の話をします。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
航空母艦天城は三菱長崎造船所で起工されました。
天城は雲龍の図面を転用して作られた為外見がほぼ同じですが、機銃のプラットホームが全て角型になるなど簡略化が更に進んでいます。
また、機関は改鈴谷型重巡から流用して雲龍と同出力になるように構成されました。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
竣工後、第一航空戦隊に編成、瀬戸内海で松山基地の601航空隊と共に航空戦隊としての訓練をしていましたが、程なく第一航空戦隊は解体。
601航空隊は基地航空隊となり、天城は搭載する筈だった母艦航空隊を失い、呉鎮守府所属艦になりました。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
その後、呉への空襲があった為、三つ子島に空母に見えないように擬装を施して繋留されましたが、二度目の空襲で大破、転覆。そのまま終戦を迎えます。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
「図面を流用」という場合ほぼ同一の艦が出来上がります。
他によくあるやり方で「船体線図の流用」というのがありますが、この場合水を裂く艦下面の曲面構成の流用ですので、スクリュー、舵、艦内部、上部構造物、等など、載せモノは大きく変わっている場合があります。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
ついでに以前書くのを忘れた事を。
雲龍型は戦訓を活かして換気能力を向上させましたが、どのくらい向上したかと言うと格納庫内の換気に必要な時間が従来の半分になるという激的なものでした。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
よっっぽど気化燃料が大爆発した件を重く受け止めたんだと思います。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 9
『機銃のプラットホームが全て角型になるなど簡略化が更に進んでいます。』
これは間違いです。天城の機銃の台座は角型、丸型が混在しています。
作業から時間が経っていたので改めて本見ながら纏めたんですが、見る項目間違えました。
なんで書いてて気が付かなかったんだろ。
申し訳ありません。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 2月 11
長すぎず短すぎず、分かりやすい内容で勉強になりますね。天城のあの大破姿の理由はこれなのかも・・・
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