「航空母艦葛城」の話しを手短にします。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 20
航空母艦葛城は呉海軍工廠で起工され1944年10月に竣工しました。完成した空母としては日本海軍最後の艦です。
葛城は先に完成した雲龍型2隻と異なり、殆どのスポンソンを支柱に至るまで角型にする大幅な簡略化がされています。
これにより雲龍天城と違いシャープな印象の艦形になっています。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 20
内部的な差としては弾薬庫の最大装甲厚が減り、機関は空母用の機関の製造が間に合わなかった為、陽炎型駆逐艦の機関を2セット搭載しています。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 20
竣工後、第一航空戦隊に編成、天城と共に瀬戸内海で松山基地の601航空隊と航空戦隊としての訓練をしていましたが、程なく第一航空戦隊は解体。
601航空隊は基地航空隊となり、葛城は搭載する筈だった母艦航空隊を失い、呉鎮守府所属艦になりました。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 20
その後、呉への空襲で被弾。空襲対策で三つ子島に空母に見えないように擬装を施して繋留され、
その効果があってか、続く二度目、三度目の空襲を中破で耐えて終戦を迎えました。
終戦後は日本最大の復員船として約五万人の復員者を内地に帰還させ、役目を終えた後に日立造船桜島工場で解体されました
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 20
○葛城
カモフラージュを捨てて戦うシーンのイメージです。敵襲が無い時は普通に着物を着てます。
いくつかの資料で最初の呉空襲の後に擬装されたと書かれていますが
島に繋留されていなかった一度目の空襲時に既に擬装状態であったという手記もあるので、擬装状態でも動きのあるポーズにしました。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
この時の発着艦の道具は梓弓と甲板模様の神社幟です。鳴弦の音エフェクトから艦載機に転じます。ペーパーレスです。
胸は駆逐艦機関とシャープな艦容からあの大きさにしました。
髪は葛城山に関係のある八咫烏に因んで烏の雰囲気を入れてます。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
雲龍天城葛城の発着艦道具は神社幟+神道の祭具の組み合わせです。
雲龍は旗竿の両端に剣です。近接武器の印象を強くしたくないので仕込み剣にしてます。
天城は神楽鈴 、葛城は弓です。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
○葛城改
他の雲龍型同様に服の換気な必要そうな部位を開口。
折角弓成分があるので弓を主体とした艤装を入れられないか考えて、艦載機を後押しするRATOを矢に見立て、先端に航空機(式神)を付けたRATO試験スタイルにしました。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
甲板型の木符から甲板模様の手蓋にケーブルでエネルギーを伝達してます。
腰艤装も弓本位の構造に。艦橋型銃はハンドガンタイプになっています。
盾の裏には打根(矢型の投擲武器)が数本。中破の時にちょっと見えます。
打根は甲板模様の手蓋を付けた手で投げると艦載機化します。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
×他の雲龍型同様に服の換気な必要そうな部位を開口。
○他の雲龍型同様に服の換気が必要そうな部位を開口。
— くーろくろ (@ku_ro_kuro) 2015, 5月 22
■こうして葛城の裏設定的なお話を見ることが出来ると、二次創作などで凄く参考になるというか、そういった設定を作品に反映できるのでとても嬉しいですね・・・・
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